ジブンライフ

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SNSで失われる自分の時間の重要さ。孤独は楽しむべき時間

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孤独やぼっちというとネガティブな印象を持ちますが、一概にそれらを悪いものだと捉える必要はないのではと思うようになりました。

人との関わりを拒絶したり、常にひとりぼっちであることを肯定したいわけではなく、時には自分の時間を確保することも大切なんじゃないかということです。

最近の人たちはSNSの発達により、家にいるときでさえも誰か繋がっていることができます。ここに問題があるのではないでしょうか。

ぼくも少し前までは、授業やサークルのあとは頻繁に友人たちと飲み、家ではSNSで繋がり、もちろん大学でもほとんどの時間を誰かと過ごしていました。

大学に慣れ、大規模なサークルを一時的に抜けたあとは、少しだけですが自分の時間を確保しています。これを「孤独だ」「寂しいやつだ」という人もいますが、これはこれでかなり有意義な時間なのです。

自分の時間という問題

24時間“孤独でない”人が多い

まず前提の問題意識として、最近はずっと孤独でない人が多いよねという話をしましょう。

その原因は、やはり情報技術の発達、特にSNSが急速に普及したことだといえます。

もちろん昔から、家でも電話で話すことで誰かと繋がることはできましたが、SNSはよってより気軽に多数の人とコミュニケーションを取ることができるようになりました。

通学中に電車でTwitter→学校ではみんなと会話→帰宅中もFacebook→家で家族と会話→寝る前に彼女とLINE、返信の合間にTwitterをチェックなんてことも普通にできるわけです。

孤独に対するネガティブなイメージ

一人でいることに関して、ネガティブなイメージを持っている人はいるようです。

その代表格としてあげられるのが、キョロ充と呼ばれる人たち。

キョロ充の特徴として、学校の教室や食堂などで、自分の知り合いや顔見知りがいないかどうか、キョロキョロと常にあたりを見回すような行動が見られる。1人で学食を食べることはこの上ない恥だと感じており、そんな自分を誰か知り合いに見られはしないかと、強い恐怖心や強迫観念を抱いている*1

常に誰かといることが充実した人生を送っていることの証であり、一人でいることは情けない、ダメなことだと思っている人のことを指します。

ここまで思っている人がどれほどいるかわかりませんが、やはり「できれば一人の時間を作りたくない」という人は多いのではないでしょうか。

誰とも会わずにいることは楽しい

自分の時間を確保することによる具体的なメリットではなく、そうした孤独な時間がいかに楽しいかについて説明しましょう。

ぼくは誰にも会わない日を設定し、その日は友人には会わないことにしています。SNSは基本的に見ません*2。もちろん買い物に行ったり、どこかへ出かけることはありますが、基本的に誰かとは一緒にいないということです。

お昼に紅茶を飲みながら本を読んでいるとなんとも気持ちがいいもので、「俺って意識高いな……」という気分にも浸ることができます。

 
一人で行くと楽しいのは本屋でしょう。友人と行くときは別れて回ることもありますが、基本的にはお互いに興味がありそうな場所を回ることが多いです。

しかし一人なら好きな場所を歩き回ることができるので、ぼくは3,4時間ほど本屋で時間をつぶすこともあります。

経営学の専門書や自己啓発系、クラシック音楽、パソコン、歴史、小説、物語論、オタク系と好きなジャンルを気兼ねなく見て回ることができるので、時間はいくらあっても足りません。

 
これらの過程で歩いているとき、一人でいろいろなことを考えることができます。京都には哲学の道という場所があるのですが、こういう道を歩いて思索にふけった人もいるようですね。春の桜がおすすめ。

東山のふもと、左京区・若王子神社から法然院下を銀閣寺に至る疏水べりの小道。約1.5キロ。日本の道百選にも選ばれた。哲学者西田幾多郎が散策、思索にふけったといい、この名がついた。春は両岸の関雪桜で花のトンネル、川面に散り流れる花ビラもひとしおの風情。市バス南禅寺・永観堂道400メートル、銀閣寺前すぐ*3

 
このように、自分の時間を確保することはなかなか楽しいものです。孤独であることも必要なことだと考えられるのではないでしょうか。

こうした機会を設けることで一番いいことは、無性に誰かに会いたくなることかもしれません。次の日に誰かと会って話すことが、いつも以上に楽しく感じられます。

 
また、人と比べると幸せになれないということは、様々な研究などでも証明されています。一人の時間を確保することはポジティブな感情を持つきっかけになるかもしれません。

常にぼっちや孤独なことを肯定しているわけではない

孤独である時間がいかに楽しいかについて話してきましたが、決して常にこうした状態であることを肯定しているわけではありません

成功者は常に孤独だったと言う人もいますが、完全に孤独な人はいないでしょうし、人との繋がりは決して軽視できないものです。

ぼくも確かに一人でいる時間は以前よりも増えましたが、もちろん友人とは頻繁に会いますし、この時期はなぜか毎週飲み会に参加しています。飲み会の頻度は別として、人と関わることを欠いて豊かな人生が送れるとは到底思えません。

 
人と関わることは当然重要ですが、現代社会では常に人と繋がり続けることができるために、必要以上に誰かを意識しているのではないでしょうか。

孤独や一人でいることが悪いことだという印象も持つ人もいますが、ある一定の自分の時間を確保することは楽しいし、必要なことだといえます。

そうした機会を持つことをしなかった方たちは、ぜひ自分の時間をつくってみてはいかがでしょう。

*1:キョロ充とは - はてなキーワードより

*2:LINEの返信をしなくても案外怒られないものです。学生だからではありますが……

*3:京都観光Navi:哲学の道

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