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最終面接に落ちないための「最終面接と1次面接の違い」

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就職活動をしていると、最終面接は他の面接とどのように違うのか気になるだろう。

今回は、最終面接と1次面接との違いについて、会社の仕組みに着目して説明する。

 
私自身も就職活動で複数の内定を獲得するなかで、最終面接を何度かこなしてきた。

しかしそれは、日本に数万の会社のうちの数十社での経験でしかない。

そのため経験をもとに話すのではなく論理をもとに説明していく。

 
簡単に言えば、最終面接は「人事部が出した成果を、トップが確認する場である」ということが大きな特徴である。それを意識して最終面接に臨むと良い。

1.一般的な「最終面接の違い」ではもの足りない

以下は、最終面接について考えるときによくあげられるポイントである。

  • 最終面接は採用するかどうかを決める面接だから大切である
  • 採用することはほぼ決まっていて、最終面接は意思確認の場でしかない
  • 最終面接はとにかく「熱意」「思い描くキャリアプラン」が大切である

これらは全て事実ではあるが、「就活生側」からみた最終面接のポイントでしかない。

さらに踏み込んで、「面接をしている会社の事情」を考慮して、最終面接の戦略を考えていくことができれば、さらに合格率はあがるだろう。

 
社会では「お客様のニーズをくみ取り、それを満たすことができる」社会人は高く評価される。

それを最終面接の時点で実践してみようというのが、この記事の目的である。

そのために、これからいかに最終面接が特別なのかについて説明していく。

2.最終面接と1次面接の違い

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2.1.面接の流れを考えてみる

最終面接がどのように「特別」なのかを考えるために、面接の流れを考えてみる。

1次面接は採用担当の社員が行うことが多い。一般的に、採用担当の社員は人事部に所属している。

 
2次面説は現場の社員が行うこともある。しかし、背後で人事部の社員が動いていることが多い。

会社によっては、現場の社員と人事の社員の二人で面接を行うこともある。

注目するべきは、1次面接も2次面接もあくまで「人事部の中」で活動が行われているということだ。

2.2.人事部の役割とはなにか

人事部の大きな仕事の一つが新卒・中途社員を獲得する「採用活動」である。

人事部の「採用活動」は、いかに優秀な人材を確保できるかで会社の上層部からの評価が決まる

会社のため、また人事部が素晴らしい活動をしていると認めてもらうためにも、人事部は面接によって優秀な人材を選抜し、会社上層部に採用を提案しなければならないわけである。

2.3.最終面接は人事部の成果発表会である

「人事部の成果を発表する場ともなるのが、最終面接でもある」という事実が、最終面接を考えるうえでの最大のポイントとなる。

人事部は最終面接まで学生を連れてきた以上、その学生がある一定水準を超える能力を持っていることについて責任を持たなければいけない。

そういう意味で、人事部にとって最終面接は「採用活動の成果発表会」という意味合いを含んでいると言うことを、面接を受ける際に意識しておくべきである。

もし会社上層部に「なんでこんな学生を連れてきたの?」と思われるわけにはいかないのだ。

2.4.最終面接前の人事面談

これらのことを象徴するのが、最終面接前の「人事面談」である。

人事面談を行う企業は、これまで説明してきたことを人事も意識していると思ってよい。

 
人事は、これまで慎重に学生を選抜してきて、あなたが残った。

当然、今年の採用活動のなかで特に優秀だと考えているし、愛着もあるから、その良さを最終面接で発揮して受かって欲しいと思っている。

しかしながら、最終面接は会社の上層部が意思決定を下すのだから、一社員ではどうすることもできない、

そこで、最終面接前に学生と会うことで、志望動機を改めて考え直したり、会社の事情も踏まえて「このように言ったら良い」というアドバイスを暗に与えたりする

 
もちろん、こうした人事面談は、「人事面談である」と明確に示されるとは限らない。

そのため、最終面接前に面接の序盤からお世話になっている社員との面接が入ったり、最終面接前の面接を担当する社員が急に若くなったりした場合は、こうした面談である可能性が高い。

こうした人事面談を「この面接は絶対に受かるから平気」と油断してしまうこともあるかもしれない。

確かに人事面談は受かるかもしれないが、そこには最終面接で合格し、内定を勝ち取るためのヒントが隠されていることを意識しなくてはいけない。

2.5.最終面接担当者は「あなたのことを知っている」

以上のことを踏まえれば、最終面接担当者のスタンスも少しずつ理解できる。

面接を担当する企業上層部は、これまでの面接の経緯や、あなたについての情報を社員から聞いている。

もちろん、これまでの面接でも、前の面接の担当者が次の面接担当者に情報を共有すると言うことはあったが、それでも性質が違う。

人事部が会社上層部に、この学生がいかに自社にふさわしい優秀な人材か、この学生の特徴をなにかをプレゼンする

会社上層部はその説明を聞きながら、「本当に最終面接にふさわしい学生か」をその説明を評価し、面接ではどのような質問をするのかを決める。

また、最終的に内定を出すかどうかを判断するための質問や観点は、人生経験の長い最終面接担当者はその人なりに決まっていることが多い。

3.最終面接の戦略

これまでの話を簡単にまとめると以下のようになる。

  • 最終面接は、これまでの面接で採用を担当してきた社員や部署の成果の発表会でもある
  • 最終面接担当者はそれまでの面接の説明を聞いたうえで、その説明を吟味し、最終面接に臨む

これらのことを意識したうえで、最終面接に臨むだけでも基本的な態度が大きく異なってくる。

さらに、最終面接の戦略としていくつかポイントを紹介する。

  1. これまでの面接と同じようなことを聞かれた場合→本当かどうかの再確認や選考を進めていくなかで「進化」しているかを問われている
  2. 今までの選考で話したこと(人事が最終面接担当者に話したと思われること)については一貫性を持たせること
  3. あなたが優秀であること、最終面接にふさわしいことは人事から聞いてわかっている。あとは、経験のある最終面接担当者にあなたの「人間性」や「熱意」を評価してもらえるかが大切である

3番目の人間性や熱意はよく言われる観点であるが、やはり私も大切だと思っている。

基本的に最終面接担当者は年配の人である。ベンチャー企業の社長などであっても「経験」は豊富であろう。

そうした人は独自の視点で人間性を評価したり、熱意を見抜いたりする。

こうした人物に対しては、誤魔化したり、上手いことをいうよりも、小細工せずにあなたなりの「若さ」や「素直」、「熱意」といったものを前面に押し出すほうが良い

あとは、その会社にあっているかどうか、相手が上手に判断してくれるはずだ

4.さいごに

就活生から見ると、会社というのは一つの単位に見える。

「私は○○という会社を受けている」と考えてしまうのだ。

しかし、会社はいくつもの部署や人が集まってできており、そこには複雑な関係がある。

 
それこそ、機械的に人材を採用しているわけではない。

一人の人間として、人事の社員は「この学生と一緒に働きたい」と考えて、なんとか上層部にも納得してもらおうとしたりする。

会社の上層部は様々な要素を踏まえつつ、会社経営においてこの学生を採用するべきか真剣に考える。

 
採用活動というプロセスにおける組織の関係を意識することで、質問の意図や、設けられている面接の意味を考えることができる。

こうした一歩踏み込んだ考えを通して、ぜひ自分にとって最善の選択肢をつかみ取って欲しい。

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