ジブンライフ

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家デートばかりでも平気?男性は日常、女性は非日常を求める

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男性と女性では、考え方に違いがあるということは皆さんご存じだと思います。

そしてその違いを理解することが、お互いに気持ちよく生きていくために大切なことだといえるでしょう。

今回は異性と付き合うときに男性は「日常」、女性は「非日常」を求めているのではないかという話をします。

日常は、家で遊んだり、ご飯をつくったり、日常的に行う行為を二人で共有することを指すこととしましょう。

非日常は、遊園地にいったり、夜景をみたり、日頃体験できないようなことを二人で共有することとしておきます。

もちろん、デートをどこでするのが好きかというのは、性別以外の要素も大きく影響するでしょう。

ですが、男性と女性が求めるものの違いも、大きく関係しているのではないかと感じるのです。

家デートについて

どうも男性は家デートを好む人が多く、逆に女性は以下の質問のように、家デートばかりだと不満を抱く人が多いと感じられます。
毎週会う彼ですが、家デートばかりで、都合いい女として見られてるのでしょ... - Yahoo!知恵袋

また以下の記事も、男性は家デートを好むという前提で書かれています。
magazine.campus-web.jp

このように家デートは「日常」の象徴ともいえますが、男性は好み、女性は好まないという違いがあるということが一般的に認識されていることがわかります。

家デートに対する考え方の違いから、男性と女性が付き合いに求めるものの違いがわかるのではないでしょうか。

男性が家デートを好むわけ

前述したように、家デートは二人が「日常」を共有する象徴的なものです。

一緒に家でのんびりしたり、食事を作ったり、テレビをみたりといった行動は、普段日常的にしていますし、一人でもできます。

しかし、家デートではそういった日常的な行動をあえて二人で共有するというものということができるでしょう。

以下の記事に、男性が家デートを好む理由が5つあげられていますが、全て特に日常を感じさせるものだとは思いませんか?

http://woman.mynavi.jp/article/150118-71/woman.mynavi.jp

以上のことから、男性は日常の象徴である家デートを好むことがよくわかりますよね。

では、なぜ男性は日常を異性に求めるのでしょうか。

男性は女性に日常を求める

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仕事は男性、家庭は女性という考え方はもはや古いもので、社会進出を望む女性は何の障害もない状態で仕事をするべきです。

しかし、それとは関係なく本能的な部分で、男性は女性に日常を求めていると思います。

暗闇に不安を感じることや、朝起きて夜に寝るといった原始時代からの本能や習慣が未だに残っているように、女性に日常を求めるという本能があるのではないでしょうか。

昔は、男性は狩猟に出て行き、女性は村で子どもを育てたりしていました。

男性が狩猟から帰ると、村に日常の象徴たる女性がいることで安心感を得ていたと考えられます。

「ただいま」と迎えてくれたり、手料理を振る舞ってくれたり、朝起きたら隣にいたりとかそういったことに喜びを感じる男性は多いはずです笑

こうした本能的な面で、男性は女性に日常を求めるのではないでしょうか。

念のため述べておくと、こうした傾向があったとしても女性の社会進出が阻害されるべきではありません。

女性は思い出と感動を共有したい

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女性の場合は「非日常」を求めるというよりかは、家デートだけだと大切にされていない、身体目当てなのかと思ってしまうという理由もあげられるでしょう。

ですが、やはり女性は異性との付き合いに、非日常を求める傾向があると思います。

先ほどとはアプローチの仕方が違うのですが、「思い出」「感動」がポイントだと考えています。
旅行先やイベントなどで写真を撮るのは明らかに女性の方が多いと思います。

プリクラは完全に女子をターゲットにしたものばかりです。

こうした写真は思い出の象徴であり、写真を大切にする女性はやはり思い出を大切にするということができるのではないでしょうか。

ですから、男性との付き合いにおいても思い出を求めるのではないでしょうか?

思い出をつくるなら、基本的には非日常に身を置くことが好ましいと考えられます。

家でもちょっとした思い出というものはあるでしょうが、基本的に日常と思い出は両立しにくいものです。

二人の思い出をつくりたいから家デートをしよう! とはなりませんよね笑

そして思い出というのは、感動したという記憶が残っていることだということができるでしょう。

やはり日常でも感動することはあるものの、非日常の方が感動することは多いですし、能動的に感動を求めることができると考えられます。

女性は思い出と感動を共有することを重要視しており、そのため思い出や感動を得られる非日常を求めるのではないでしょうか。

女性は共感する能力が高いといわれることも、この思い出と感動の共有に関係しているのかな、とも思っています。

お互いを理解することが大切

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お互いの価値観の違いが、好ましくない結果をもたらすことはよくあることです。

こうして、男性と女性の価値観の違いを認識することで、些細な衝突を回避することができるのではないでしょうか。

僕も家デートを好みますが、やはりそれだけだと怒られてしまいますし、さすがに毎回引きこもっているのも嫌ですから、外にも出かけていきます。
 

男性は外に出て遊ぶのは楽しくないんだ、女性が不満をいうから仕方なく外に出ているんだと考える人もいそうですが、そうではありません。

やはり好きな人と非日常を経験することは楽しいでしょう。

なにより、男性は女性が楽しんでいる姿を見て楽しむという傾向があるように感じています。

遊園地そのものよりも、遊園地に行くことでこんなに楽しんでくれて嬉しいということですね。

ですから、あまりにも家デート多いなら……なんらかの事情があるかもしれませんね……。
 

もちろん、性別は関係なく、家デートや日常と非日常の好き嫌いはあるでしょう。
しかし少なからず、性別の影響力もあるんじゃないかなと思っています。

僕はデートだけでなく、他の人と話したりするときもこんなことを考えています(バレたら呆れられそうですね)。

ただ、こんなことをよく偉そうに語って、フィードバックをもらってますから、ある程度の人には共感してもらえるかなと思っております。

僕は物語の分析が好きなのですが、恋愛は物語の根幹をなす重要な要素と言ってもいいでしょう。

そういった意味でも、恋愛について考えるのはとてもおもしろいことだと思っています。

特に少女漫画は一定の傾向が出てくるのでとても興味深いですよ笑

なおこの記事の内容は、できる限り客観的に分析しているつもりではありますが、どうしても男性として主観が入ってしまっているかもしれません。

恋愛と物語の関連や、狩猟時代にまで遡って男女の違いについて考えるというものは、以下の書籍が非常に参考になりますので、参考文献として紹介しておきます。

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