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ジブンライフ

「自分らしい人生」をテーマにライフハック、オピニオン、マネジメント、時事ネタなど自由に書いています。

「論文」からも「物語」からも学ぶことができる。両者の共通点と違いとは

物語

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論文と物語は全く違うものなのでしょうか?

ぼくは論文について、皆さんが知っているのと同じ程度の知識を持っています。また、私は物語について長い間勉強をしてきました。

神話の法則やハリウッドの物語の定型といったシナリオ理論についても、一定の知識を手にしています。

論文と物語はまったく異なる存在であると感じている人が多いですが、私は意外とそこに重要な共通点があると考えています。

今回は両者の共通点とその「共通点における違い」について説明し、論文と物語で何を学ぶことができるのかお話ししてみたいと思いましょう。

何かを伝えるという目的は同じ

論文も物語も何かを伝えるために書かれています。

その伝えたいもののことを、論文においては主張と呼びます。一方で、物語ではテーマと呼ばれます。

私は伝えたいこと、メッセージがなければ物語は意味をなさないと考えています。

一般的に、物語にはテーマを持たせるべきだとも言われています。

しかしながら、テーマ性のない作品が世の中にたくさん出ていることも事実です。

ですが、基本的には論文も物語も、何かを伝えるために書かれているといえるでしょう。

伝え方と受け入れさせる方法が違う

論文と物語は、何かを伝えるという目標は同じですが、その伝え方と受け入れさせる方法が違います。

論文は主張論拠をもとに論証することで、相手を納得させ、伝えたいことを受け入れさせます。

また、できる限り多くの人に主張が認められることを目指します。

物語はその物語における主人公の成長や、出来事の中で、共感感情移入をさせることで、伝えたいことを受け入れさせます。

厳密にいうと、受け入れさせるという言い方は語弊があります。

物語を読んだ人が、その物語のテーマに共感できないとしても、それは問題ではありません。

また、論文において伝えたいこととは、明確で人によって受け取り方が変わることは許されません。

物語における伝えたいことは曖昧なもので、人によって受け取り方が変わることも許されます。

どちらでも大きな学びを得ることができる

「小説ばかり読んでいても勉強にならない、学問的な本を読みなさい」あるいはそれと正反対のことを考えている人がいるかもしれません。

ですが、どちらからでも私たちは学ぶことができます。

物語は世の中の理屈では説明できないことを説明してくれると言うこともできますね。

「ああ、確かにそうかもな。私もそうしようかな」という程度のものでも大きな意味があるのです。

論文では実体のある知識などを、物語では心に関することなどを主に学ぶことができます。

どちらかが学べないというものではなく、学べるものの性質が違うということに注目すべきなのです。

私たちが豊かな人生を送っていくためには、両者ともよく読み、バランスよく学んでいくことが重要であると言えるでしょう。

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