ジブンライフ

自己啓発的なテーマを根拠(エビデンス)をもとに取り扱うブログ。

優れたリーダーは成果と人間関係のどちらを重視するのか?

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リーダーとして厳しく接すると人間関係が悪くなるかもしれないし、優しくしすぎると成果を出していなくても許すような状況になってしまうかもしれません。

このようにリーダーとして行動する際に、成果を重視するべきなのか、人間関係を重視するべきなのか迷うことがあるでしょう。

言うまでもなく、成果と人間関係を両立できるリーダーが最もすぐれています。

しかし、そう簡単に両立することはできないというとき、まずどちらを優先するべきなのでしょうか。

日本の社会心理学者三隅二不二(みすみじゅうじ)氏らが開発した「PM理論」に基づいて説明していきます。

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反対意見者の人格を否定する人とは議論ができない

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ネット上での議論をみたり、人に囲まれながらなんとなく過ごしていると「これじゃあ話し合いにならないな」と思わせる人をたまに見かけます。

議論したり話し合う目的は意見をぶつけ合い、よりより答えを模索していくことです。

確かに主張は自分の考えから生み出されるものですが、主張した人の人格を否定し、自分の意見の正当性を証明することでその目的を達成することができるでしょうか?

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他人のモチベーションアップの秘訣は「関係ある」と思わせる

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周りの人がついてこない、モチベーションが低いという問題の原因はメンバーが「関係ない」と思っているからかもしれません。

「関係ない」というのは、組織にとって自分が重要ではない、組織の目的達成のために自分はいなくても平気と思っている状態のことです。

全員のモチベーションが高い組織というのは、あらゆる人たちが組織の問題や挑戦について「自分にも関係がある」と感じています。

今回は他人のモチベーションアップという視点から、いかに「関係ある」と思わせることが大切なのかを説明していきましょう。

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知識を深めることができているかを確認するための3つの段階

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知識を深めるとはどういうことなのでしょうか。

様々な考え方があると思うのですが、今回はぼくが本を読んでいるときに感じる三つの理解の段階についてお話したいと思います。

第一段階が一番基本的なものであろう「その本を理解する」こと、第二段階が特に同じ分野の本を読んでいると感じる「色々な本の共通点を見つける」こと、第三段階として「知識を組み合わせて新しいことを考える」と考えました。

それではそれぞれの段階について説明していきましょう。

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一人暮らしの掃除はワイパーで十分。掃除機はいらない

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一人暮らしを三年ほどしてきて「掃除機は買わなくてもよかったなぁ」と思っています。

なぜならクイックルワイパーだけでほとんどの掃除が十分にできてしまうからです。

この記事ではなぜ一人暮らしの掃除には掃除機は必要ないのか、そしてクイックルワイパーの便利な点について紹介していきます。

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努力したくないという人が勘違いしがちなこと

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努力できないと考えている人は「こんなに辛くなるくらい頑張っているのに上手くいかない」という悩みを抱えていることがあります。

これは努力は辛いものであるという勘違いをしてしまっているからだといえるでしょう。

努力は結果を出すために行うことですが、結果を出せるかに関わらずとにかく辛い方へと向かってしまうことがあるのです。

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500円で買える!無印の皮みたいなブックカバーがおすすめ

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画像はhttp://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549337285170より

ぼくはよく外で本を読むのですが、周囲に読んでいる本のタイトルがわかってしまうのが気恥ずかしいんです。

書店でもらえる紙のブックカバーも悪くはありません。しかし、チープな感じがありますし、しばらく使っているとすぐにボロボロになってしまいます。

そこで無印のブックカバーを使い始めたのですが、想像以上にいい感じなので紹介することにしました。

500円という安さに加えて、皮みたいな質感が非常に良い感じです。

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議論の意味を勘違いしている人とは。議論は平行線でいい

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議論の意味とはなにかを考えたとき、結論を出し、意見を一致させるものだという人がいます。

しかし、議論の本当の意味とは「価値観の違いを知ること」にあるのではないでしょうか。

もちろん、結論を出さなければならない会議の場はありますが、それ以外の議論の場面でも議論の意味を勘違いしているために有意義な場を持てていないことがあるのです。

議論の意味を「結論を出し、意見を一致させる」と考えるとどのような問題が起こるか、そして議論の本当に意味について、堀江貴文氏の著書『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』などを引用しながら説明していきます。

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ホリエモンが教える行動できない人のゼロイチ思考とはなにか

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なにかやりたいことがあるのに行動できないという人は非常に多いでしょう。

この行動できないという人は大抵「リスク」を恐れています。

一般的に人は得をしたいという気持ちよりも、損をしたくないという気持ちのほうが強い生き物であり、過剰にリスクを恐れる傾向があるといえるでしょう。

堀江貴文氏は著書の『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』のなかで、行動できない人の思考について触れています。

堀江氏によると、行動できない人は物事を極端に捉える「ゼロイチ思考」にとらわれてしまっているのだとか。

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京都クリスマスの風物詩「鴨川等間隔の法則」を知っていますか?

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京都に住んでいる人は知っているであろう有名な法則が「鴨川等間隔の法則」です。

これは鴨川の川辺にカップルたちがなぜか等間隔で座るという現象を呼んだものです。

「鴨川等間隔の法則」はクリスマス以外でも見ることはできるのですが、やはりこれを紹介するならクリスマスの日だろうということで。

今回はこの法則についてと、なぜこのような現象が起きるのかを心理学の視点から解説します。

ちなみにこれは「京都・鴨川河川敷に坐る人々の空間占有に関する研究」という形で論文にもなってまして、「鴨川等間隔の法則」は学問的にも意義のあるものらしい……。

参照:http://ci.nii.ac.jp/naid/110004175657

噂では京都新聞がメジャーを片手にカップルの間隔を実値計測してレポートしたとか。なんと不毛な……。

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正しい目標の立て方は「SMART」で考えること

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来年こそ充実したクリスマスを過ごしてやる!

こうした目標を立てたとしても、実現することができないことが多いものです。

目標が達成できない原因は個人にある場合もありますが、そもそも目標自体が良いものではないということもあります。

今回は目標の立て方として有名な「SMARTの法則」を利用して、正しい目標の立て方について紹介しましょう。

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考える力や論理的思考力とはどういうものなのか

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自分の頭で考える力を身につけなさいなどと言われますが、そもそも考える力とはどういうものなのでしょうか

屁理屈かもしれませんが、考えずに生きている人間なんてこの世にいません。必ず人は思考しているはずです。

それにも関わらず考える力が重要であるというからには、いつも私たちがしている「考える」と、「考える力」や「論理的思考」は別のものであるということになります。

 
今回は『自分のアタマで考えよう 』や『思考の整理学』といった書籍を参考にしながら、考える力について説明していきましょう。

簡単に言ってしまえば、「知識」を得ることと「考える」ことは別モノです。それらを区別したうえで、目の前の情報からなにかを発明・発見することができるのが考える力のある人といえます

これだけをみると「それだけか」と思わなくもありませんが、私たちは意外と両者を区別できていませんし、「考える力が俺にはある」と勘違いしていることもよくあるようです。

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起業家タイプと独立タイプは違う。あなたはどちらだろうか?

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以前、キャリア・アンカーの話題について触れ、リーダータイプと独立タイプは別の存在なんだよという話をしました。

このキャリア・アンカーというが実におもしろく、他にもいろいろなことを考えることができます。

キャリア・アンカーはアメリカの学者、エドガー・シャインによって提唱されたもので、「人間が自分のキャリアを選択するとき、最も大切にしたい価値観」のことです。

例えば、ぼくは「自律・独立タイプ」なので、キャリアを形成していくとき自分で意思決定ができるか、自律的に行動ができるかを重視するということですね。

 
キャリア・アンカーは以下の8種類があります。「生活様式タイプ」はキャリアを選択するとき、家庭や個人の生活も仕事と同じように重視するのだとか。

  1. 専門・職能別
  2. 全般管理
  3. 自律・独立
  4. 保障・安定
  5. 起業家的創造性
  6. 奉仕・社会貢献
  7. 純粋な挑戦
  8. 生活様式

日本人は血液型のように、人を分類したがる傾向があるらしく受け入れやすい概念かもしれません。もっとも血液型の性格分類などと違い学問的な概念ですが。

今回は「自律・独立タイプ」と「起業家的創造性タイプ」に注目して、両者は似ているけど微妙に異なるよねという話をします。

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あなたにあるのはリーダーの資質ではなく自律の能力かも

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キャリア・アンカーというものをご存じでしょうか。

アメリカの学者、エドガー・シャインによって提唱されたもので、人間が自分のキャリアを選択するとき、最も大切にしたい価値観のことをいいます。

これはキャリア・アンカー診断によって調べることができるのですが、これをやっているなかで「自分はリーダータイプというわけではないのかも」と感じたのです。

キャリア・アンカーの概念を利用して考えると、今まで自分はリーダーをやりたがるタイプだと思っていたけど、求めていたのはリーダーではなく「自律・独立」だったんだという人がいるかもしれません。

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